会計伝票入力

機能改善

記事更新日:2020/04/21

会計伝票入力

2015年12月のリリース当時、1画面1明細で入力する形式の会計伝票入力、Excelファイルに複数の仕訳情報を記入し、アップロードすることにより会計伝票を一括計上する会計伝票Excel Upload機能の2種類のみでした。

まず、Excel Upload機能の改善に着手しました。この機能は、ファイルのフォーマットが固定でしたので、簡易インターフェースに利用するには、ちょっと不便でした。そこでフォーマットをマスターで定義できるようにし、取引毎にフォーマットを変更できるようにした汎用会計伝票取込機能を開発、リリースしました。例えば、給与仕訳用のフォーマット、決算整理用のフォーマット等、取引に応じた適切なフォーマットを準備することが可能です。

次に、会計伝票入力、この機能は、入力即転記でしたので、入力→承認→転記と複数ステップで転記できるように、別機能として仮伝票更新をリリースしました。それにあわせて、スキャナーとの連携機能もリリースしています。いずれ、こちらにAI機能をつける予定です。また不評でした1画面1明細の入力方式から、1画面貸借複数明細の入力方式に現在は移行しています。

そして、他のシステムからmultibookに自動仕訳連携できるように、会計伝票APIもリリースしています。例えば、生産管理は自社のシステム、会計はmultibookといった場合、生産管理システム側で、仕訳を準備して、multibookの会計伝票APIを起動する機能を開発して頂ければ、自動連携が可能になります。タイで、実際に、クラウド型生産管理システムと自動連携しています。

その他にも、源泉徴収税の自動提案機能など、会計伝票の入力工数を軽減できるよう、機能改善を行ってきました。そして、これからも、引き続き、機能改善進めます。

この記事を書いた人

福井 和男

株式会社マルチブック 取締役 CRO
福井 和男

関西学院大学商学部を卒業後、1993年、株式会社ビジネスブレイン太田昭和に入社。10年間、会計システム開発プロジェクトに参画した後、IBMビジネスコンサルティングサービス、IBMに出向し、10年間、SAP導入プロジェクトに参画。2012年、マルチブック(旧社名:ティーディー・アンド・カンパニー)に入社し、SAP導入プロジェクト参画、フィリピン拠点CFOを経て、「multibook」事業担当となる。

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