機能数の推移

機能改善

記事更新日:2020/04/07

機能数の推移

multibookは、2015年12月のリリース当時、会計:66機能でスタートしましたが、4年経過後の2020年3月末時点、ロジスティクス、固定資産管理、リース資産管理、従業員立替経費精算管理、国要件対応等を追加実装し、約3倍の205機能がリリースされています。

その中でも、ロジスティクス機能の設計、開発は一番、大変でした。
ロジスティクス機能の中心は、やはり在庫管理、在庫評価になります。
最初は評価方法:都度移動平均の対応からスタートしました。
基本ロジックはもちろん、イレギュラーケースの洗い出しに一番神経を使ったと思います。
ケースは本当にそれだけなのか?対応は本当にそれで正しいのか?
現在では、評価方法:FIFOにも対応し、また受注、出荷、請求のプロセス、発注、入荷、仕入先請求の基本プロセス、全てに対応しています。
multibookのロジスティクス機能は、モノの動きと会計仕訳を連動させていますので、在庫金額が在庫管理上と、会計上で必ず一致します。そして請求が終わった段階で、品目別や取引先別、さらに受注別の粗利も確認できます。
とはいっても、お客様から、ロジスティクス機能に関して、まだまだ多くのご要望を頂いていますので、引き続き、開発、改善を進めていきます。

そしてもう1つ、難しいおおもの機能、固定資産があります。弊社に固定資産管理機能のプロフェッショナルがいまして、彼を中心に、設計、開発を進めました。
固定資産は各国の会計、税務要件と密接に関わっていますので、細かいところに注意して、開発、改善を進める必要があります。
今後も各国のパートナー様と連携して、引き続き、機能改善を進めていきます。

この記事を書いた人

福井 和男

株式会社マルチブック 取締役 CRO
福井 和男

関西学院大学商学部を卒業後、1993年、株式会社ビジネスブレイン太田昭和に入社。10年間、会計システム開発プロジェクトに参画した後、IBMビジネスコンサルティングサービス、IBMに出向し、10年間、SAP導入プロジェクトに参画。2012年、マルチブック(旧社名:ティーディー・アンド・カンパニー)に入社し、SAP導入プロジェクト参画、フィリピン拠点CFOを経て、「multibook」事業担当となる。

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