新年度を迎えて、海外事業に挑戦!
マルチブックとManagement Cockpitでデータ分析を活用しよう

社長ブログ

記事更新日:2023/04/01

新年度を迎えて、海外事業に挑戦!<br>マルチブックとManagement Cockpitでデータ分析を活用しよう

皆さんこんにちは。マルチブック代表の渡部です。

4月となり日本では多くの企業で新年度が始まり、新たな戦略実行が行われていくものと思います。戦略では特に、海外進出、海外売上倍増などの「海外事業」への挑戦を計画で掲げられている企業も目にします。本記事では、海外展開をサポートするマルチブックが提供するクラウド型ERP、データ分析を手軽に行えるManagement Cockpitの活用方法を解説します。

海外展開を加速させるマルチブック

マルチブックは、クラウド型会計・ERPサービス「multibook」を提供しております。このシステムは外貨取引、複数通貨取引の会計処理を実現しているため、進出当初で経理を設置していないときに記帳代行を行う海外会計事務所に利用を依頼することもできます。大手飲食フランチャイズでも複数の国でこの方法を利用しており、バックオフィスコストを抑えながらリアルタイムデータ管理を実現しています。さらに、決算の早期化や内部体制構築、そして投資家など外部との関係性が求められるフェーズになれば、このmultibookを使ったまま「海外クラウド経理部」のBPOサービスを用いて経理のみならずERPとしてのセットアップも“まるっと”お任せで簡単に行えます。

Management Cockpitでデータ分析を手軽に

Management Cockpitを使えば、データサイエンスの専門知識は必要なく、迅速かつ簡単に世界中の子会社の予算比、前期比や、各種財務分析指標の推移、そしてCCC(キャッシュコンバージョンサイクル)などを一目で確認しながら各国の状況を把握することができます。いままで集計作業に時間を費やしていた時間を将来の予測分析へシフトし、経理のDXを成功させ、データに基づいた意思決定を行うことができます。

実績に基づいた予測とインサイトの記述にフォーカス

本社の経営企画や、経理の方は誰よりも自社のビジネスをよく知っていますが、海外のこととなると情報収集にかなり苦しまれています。特にM&Aで買収した子会社であれば、特にその分析をするためのITツールや人的リソースがないまま、Excelで後ろ向きなレポートを作ることに終始していることがよくあります。Management Cockpitでは、基本的な仕訳データがあれば面倒な外貨換算や指標の計算設定は不要となり、忙しい月初の時間を予測やビジネスインサイトの思考に時間を使うことが可能になります。ERPとManagement Cockpitで、集計作業に膨大な時間を費やしていた社内の貴重なエキスパートがビジネスパートナーへと転身します。そしてビジネスリーダーはビジネスを前進させるための意思決定を高速で行うことが可能となります。

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データ連携をBPO化し、より付加価値を高める

異なるシステムを各国で利用している場合、データクリーニングやデータ入力は、面倒で時間のかかる作業です。マルチブックの海外クラウド経理部のBPOサービスでManagement Cockpitを使えば、これらの作業を自動化して時間を節約し、ビジネスリーダーとのコミュニケーションや迅速な洞察の提示など、より企業にとって付加価値の高い重要な仕事に集中することができます。

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JETROレポートから学ぶ海外展開の重要性

JETROレポート「ビジネス変革に取り組む企業、新たな人材獲得に力点」によると、新型コロナの流行に伴う市場・社会の変化、地政学リスクの増加など、グローバルビジネスの新たな課題に対応するために、7割の企業が、ビジネスの変革(ビジネスモデル変革や新たなビジネス戦略構築)が必要だと認識しています。ビジネス変革の手段としては、国内および海外での「人材の獲得」を選択する企業が多く、次いで「経営資源配分の見直し」を挙げる企業の割合が高くなっています。これは組織や事業の変革において、人材の重要性を示唆する結果になっています。

今グローバルのビジネス環境においては、これまでの在り方を大きく変えるオペレーションが求められており、その実行ができる企業に優れたリソースが集まります。人材の獲得競争が激しさを増す中で、より魅力ある、より付加価値のある仕事に就きたいという流れはある意味正常です。つまり、自社の持つ人材をいかに高度かつ効率的な仕事にアサインできるかが企業の成長の明暗を分けることになります。経理や経営企画の領域においても、貴重な人的リソースを数字の集計に割くのではなく、IT化を推進し、”IT”を活用したより意思決定に近い仕事へシフトさせていかなくてはいけません。

マルチブックとManagement Cockpitで海外展開をサポート

マルチブックのクラウド型ERPとManagement Cockpitを活用すれば、海外事業への挑戦をより早く、より効率的に始めることができます。企業の大きさに関係なく、あらゆる企業がERPを活用して、データに基づいた意思決定ができるようにサポートします。海外展開を加速させるために、これらのツールをうまく活用し、ビジネス変革を実現しましょう。


今後も、海外事業展開を支援するマルチブックとManagement Cockpitに関する情報やノウハウを発信していきます。どうぞお楽しみに!

参考:2022速報版]年度|ジェトロ海外ビジネス調査日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査

この記事を書いた人

渡部 学

日系半導体商社にて経理、IT、シェアードサービス、海外業務統括、総務の責任者を経て、香港現地のM&Aに伴う買収先のPMIに従事。その後アジアパシフィック全域の財務統括を担う。帰国後は外資系医療機器製造業の日本法人におけるCFOとしてグローバル企業のリーダー職に従事。2019年株式会社マルチブックにCFOとして参画しM&Aによる資金調達をリード。2021年CEO就任。

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