タイ要件の開発

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記事更新日:2020/04/06

タイ要件の開発

multibookは、世界各国でご利用頂けるよう、国要件対応開発を進めていますが、最初に、対応した国はタイです。
タイは、言語が特殊(こんな感じ→รายได้)なだけでなく、会計、税務、商習慣に関する要件が多数あります。

例えば、

  • 為替レートは、タイ中央銀行が公表する日々のレートを使わなければならない。
  • サービス取引は、入出金時にVATを計上しなければならないので、取引時は繰延VATを計上しておき、入出金時に正式なVATに振り替える。
  • 多くの取引に源泉徴収税が課税される。
  • Stock Card(在庫受払台帳)の提出が必須。
  • 減価償却費は日割で計算しなければならない。
  • RD(歳入局)が会計システムの認定を行っている。

といったような要件があります。

multibookでは、このような要件について、全て対応していますが、タイでのパートナーであるBBS Thailand様から情報・協力を頂いて、開発を行ってきました。
今後も、BBS Thailand様と協業し、タイで、No.1の会計・ERPシステムとなるよう、開発、改善を進めていきます。

BBS Thailand様では、multibookの販売、導入だけでなく、multibookを活用した“経理パートナーサービス”を提供されています。

https://www.bbs-thai.com/

この記事を書いた人

福井 和男

株式会社マルチブック 取締役 CPO
福井 和男

関西学院大学商学部を卒業後、1993年、株式会社ビジネスブレイン太田昭和に入社。10年間、会計システム開発プロジェクトに参画した後、IBMビジネスコンサルティングサービス、IBMに出向し、10年間、SAP導入プロジェクトに参画。2012年、マルチブック(旧社名:ティーディー・アンド・カンパニー)に入社し、SAP導入プロジェクト参画、フィリピン拠点CFOを経て、「multibook」事業担当となる。

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