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multibookのERP導入はなぜ速いのか――短期導入を実現する3つの理由

ERP

2025/11/26

multibookのERP導入はなぜ速いのか――短期導入を実現する3つの理由

ERP導入と聞くと、「時間も費用もかかって大変そう」と感じる方が多いと思います。実際に中小・中堅企業で3〜12か月、大企業では1年以上かかることがあります。

導入で最も避けたいのは、意思決定が遅れ、段取りが後ろにずれ込み、結果として現場の集中力が途切れる状態です。要件の肥大化やデータ移行の遅延、教育の後ろ倒しが重なると、計画の見直しが続いてしまいます。

一方でグローバルクラウドERP「multibook」は最短2週間、平均2か月で本稼働ができます。

背景には、シンプルでわかりやすい機能設計、2拠点目以降への横展開を前提にした設計、そして経験豊富で多言語対応のサポート体制があります。本記事では、その3つの理由をわかりやすく解説します。

1. 必要十分に絞った機能設計が、設定と教育を最短化する

「multibook」は、20年以上に及ぶSAPコンサルの国内外における現場知見をもとに設計されており、「ERPとして本当に必要な機能」へ開発を徹底的にフォーカスしています。機能をただ単に増やすのではなく、日々の業務で本当に必要な範囲に最適化しているため、初期設定で迷いが生まれにくく、議論や確認が最小限で済みます。

さらに、マスターやトランザクションの移行ツールを標準搭載しており、整えたデータをアップロードすればすぐ検証へ進むことが可能です。属人化しがちな移行作業を定型化できることで、移行→検証→修正のサイクルが素早く回ります。また、画面構成もシンプルでわかりやすく直感的なので、操作トレーニングは短時間で定着します。

早期に“動くシステム”へ触れられる環境が整うことが、短期導入の起点になります。

2. 他拠点への展開を前提にした設計で、2拠点目以降はより一層速くなる

初回拠点では、Fit to Standardの考え方を軸に業務フローと設定を伴走し設計します。ここで作られた設定値、権限、帳票、移行・教育手順等はテンプレートとして整理され、2拠点目以降にそのまま横展開することができます。

「multibook」自体が多拠点・多通貨・多言語を前提にしているため、共通部分はそのまま、現地要件は差分だけ調整する進め方が可能です。結果として、2拠点目以降の立ち上がりのリードタイムは初回より短くなり、場合によってはセルフ導入も可能となります。拠点が増えるほど“成功の型”が磨かれ、導入スピードと品質が同時に向上します。

3. 多言語対応のプロフェッショナルチームが、意思決定の停滞を断つ

プロジェクトを遅らせる最大要因は、技術よりも“迷い”です。要求が膨らみ、判断が止まるとスケジュールはすぐ停滞します。「multibook」の導入チームは、国内外のERP導入経験が豊富なプロフェッショナルで構成されており、ベストプラクティスを素早く提示します。

お客様が迷う時間を減らし、要否判断を前に進めることで、工程全体の停滞を防ぎます。

また、英語をはじめ多言語でのコミュニケーションサポートとリモート支援を組み合わせ、海外拠点と本社が同じ画面・同じデータを見ながら議論・合意形成を加速しています。移動や日程調整のロスを最小化し、短期間での本稼働を現実のものにします。

結果として生まれる「最短2週間、平均2か月」

機能の“軽やかさ”とデータ移行の標準化、拠点展開の容易性、そして迷いを減らす実務サポート。この三位一体が、最短2週間、平均2か月の本稼働を可能にしています。特に、海外を含む多拠点展開では、最初の成功パターンをテンプレート化して横展開することで、全体のリードタイムを劇的に圧縮できます。導入スピードは単なる“早さ”ではなく、現場の集中力を維持し、経営判断のタイミングを逃さないための戦略的な武器です。

迷わず前に進むために

今まさに「要件が増え続けて終わりが見えない」「データ移行の段取りが進まない」「海外拠点の合意形成に時間を取られている」といった課題に直面しているなら、まずは初回拠点を素早く立ち上げ、成功の型を作ることから始めませんか。短期導入の経験値と多言語サポートを強みに、貴社のERP導入を“遅らせないプロジェクト”へと転換します。

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お問い合わせ・ご相談はこちら>> https://www.multibook.jp/contact/

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この記事を書いた人

マルチブック編集部