外資系企業 日本法人の経理業務を効率化するmultibookの導入事例

会計

記事更新日:2024/11/25

外資系企業 日本法人の経理業務を効率化するmultibookの導入事例

はじめに

この記事では、日本に拠点を持つ外資系企業の経理BPO企業向けに、multibookがもたらす業務効率化・改善の成功事例をご紹介します。外資系企業の経理業務を効率化したい方は必見です。

株式会社サンライズ・アカウンティング・インターナショナル(以下、サンライズ)は、外資系企業の日本法人向け会計業務アウトソーシングに特化し、実績を誇る企業です。本記事では、同社がmultibookを導入することで達成した経理業務効率化やサービス向上の成果を詳しく解説します。

導入の背景:外資系企業のニーズにマッチしたソリューションを求めて

サンライズは、外資系企業から日本法人の経理業務を委託される中で、従来使用していた多通貨・英語非対応の国産会計システムに以下の課題を抱えていました:

  • 通貨換算作業の負担
    Excelでの手動計算に多大な時間とリスクが発生。

  • 英文レポート作成の非効率性
    海外本社向けの英語の報告書をシステム外で作成。

  • 機能の限定性
    財務会計に特化しており、管理会計や資金管理に対応できない。

こうした課題を解決するため、サンライズはmultibookを導入し、効率化と多機能性を両立する会計システムを実現しました。

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multibookを選んだ理由

そのような中でサンライズは以下のポイントを評価し、グローバルクラウドERPのmultibookを採用することになりました:

  • 多言語・多通貨対応
    外資系企業特有の複雑な業務をスムーズに処理。

  • 直感的な操作性
    使いやすいUIで経理担当者の学習コストを大幅に削減。

  • 高いコストパフォーマンス
    他のERPソリューションと比較して、機能の充実度合いに対するコスト効率が圧倒的に良い。

  • 多機能性
    財務会計に加え、管理会計や資金管理などの拡張機能を備えている。

導入プロセス:効率的な移行と運用開始

データ移行の迅速化

サンライズでは、3社分のデータ移行を計画的に進めました。マルチブック社のカスタマーサポートチームが移行初期を伴走し、その後は社内チームが主導して短期間で導入が完了しました。Excel一括アップロード機能を活用した移行フローにより、スムーズに導入が進行しました。

操作トレーニングの負担軽減

シンプルな操作性と充実したサポート体制により、新人スタッフでも短期間で操作を習得。SAPなど他システム経験者からも、その使いやすさに高い評価を受けました。

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導入後の成果

multibookの導入により、サンライズは以下の成果を達成しました:

経理業務効率化で作業時間を50%削減

通貨換算や海外本社向けの英文レポート作成対応など、時間のかかる業務が効率化され、スタッフの負担を軽減しました。

属人化を解消

簡単に操作を習得できるため、特定のスタッフに依存せず、業務分担可能な体制を構築しました。

サービスメニューの拡大

管理会計や資金管理機能を活用し、顧客向けサービスの幅を広げることができました。

サンライズの未来とmultibookの可能性

今後、サンライズは外資系企業だけでなく、日系企業の海外子会社向けにもmultibookを活用したサービス展開を進めていく予定です。コンプライアンス遵守や効率化の需要が高まる中、multibookは強力なパートナーとして、さらなる価値を提供していくことでしょう。

お客様の声

“multibookは画期的な会計システムです。操作が簡単で、多機能性とコスト効率が非常に優れています。これにより、顧客サービスの幅が広がり、業務効率も大幅に向上しました。”
市川紘也氏(執行役員 営業本部長)

インタビュー記事全文はこちらから>>

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この記事を書いた人

渡部 学

日系半導体商社にて経理、IT、シェアードサービス、海外業務統括、総務の責任者を経て、香港現地のM&Aに伴う買収先のPMIに従事。その後アジアパシフィック全域の財務統括を担う。帰国後は外資系医療機器製造業の日本法人におけるCFOとしてグローバル企業のリーダー職に従事。2019年株式会社マルチブックにCFOとして参画しM&Aによる資金調達をリード。2021年CEO就任。

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