決算修正仕訳AJE(Adjusting Journal Entry)

会計

記事更新日:2020/05/19

決算修正仕訳AJE(Adjusting Journal Entry)

以前、日本国内の会計システムを開発していたとき、どこの会社様でも、決算修正前、修正後の財務諸表を出力する要件があったように記憶しています。 この要件は日本だけでなく、もちろん海外でも同様にあります。
multibookでは、元帳機能を使って、この要件に対応しています。
日々の仕訳を計上する際は、標準元帳を指定して転記しますが、標準元帳以外に追加で元帳の設定ができますので、こちらに、決算修正仕訳を割り当て、決算修正仕訳を計上する際は、追加の元帳を指定して転記します。財務諸表では、標準元帳だけを指定して実行すれば、決算修正前の数値が、標準元帳と追加元帳を指定して実行すれば、決算修正後の数値が確認できます。

この記事を書いた人

福井 和男

株式会社マルチブック 取締役 CRO
福井 和男

関西学院大学商学部を卒業後、1993年、株式会社ビジネスブレイン太田昭和に入社。10年間、会計システム開発プロジェクトに参画した後、IBMビジネスコンサルティングサービス、IBMに出向し、10年間、SAP導入プロジェクトに参画。2012年、マルチブック(旧社名:ティーディー・アンド・カンパニー)に入社し、SAP導入プロジェクト参画、フィリピン拠点CFOを経て、「multibook」事業担当となる。

海外拠点管理にお困りの方は、
お気軽にご相談ください