新事業「海外クラウド経理部」(BPO)について

社長ブログ

記事更新日:2023/04/07

新事業「海外クラウド経理部」(BPO)について

皆さん、

こんにちは。マルチブックの渡部です。

今回は、今年の主力サービスの一つである海外子会社の経理BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業についてご紹介したいと思います。私たちはこの事業を、「日本企業が海外で戦略実行するためのインフラ」と呼ばれるまでに育てていきたいとおもっています。皆さん是非とも応援を宜しくお願い致します。このブログでその思いを伝えていきます!

「海外クラウド経理部」(BPO)のサービス概要資料ダウンロードはこちらから

「海外クラウド経理部」の誕生

クラウド型グローバルERP「multibook」を提供している当社が海外経理代行をはじめました。

その名も「海外クラウド経理部」です!ちょっとワクワクするでしょ。

海外経理アウトソーシング『海外クラウド経理部』 | multibook(マルチブック)

BPOを始めるに至った想い

深刻な人材不足は経理も例外ではない

BPOを始めるきっかけはいくつかの出来事が重なります。先ずは世界で昨年来から起きている「人材不足」です。

コロナ禍でいわゆる”現場”から人が消え、欧州を始めとする空港では、運営が再開してもオペレーションを担う人手がたりないなどという事を耳にした方も多いと思います。

日本ではひと昔前から開発者が採用できないという声が聞こえていましたが、当時は普通によくある一時の出来事ととらえており、正直に言えば他人事におもっていたのです。

厚生労働省が平成28年に発表した平成28年版労働経済の分析によると、日本の少子高齢化は進んでおり、15歳〜64歳の生産者人口は1995年をピークに減少しています。労働需要は増加する一方で、人手不足が約半数の企業で課題となっているのが現状です。

また、クラウド型会計システム「multibook」を海外子会社に向けて提供する私たちが、経理の現場で聞いたのは、人手不足の現象が経理を含むバックオフィスのオペレーションにおいても起き始めているというものでした。

つまり、海外拠点にシステムを入れる必要性には迫られているけれども、海外はおろか日本においても、このシステム導入やグローバルレベルでの経理改革をやれる人がいないという問題でした。ハイレベルなスキルではなくても、今や上場企業においても人が採れないのです。

「あ〜遂に人材不足の波は、経理という世界にも押し寄せてきたんだな」というものでした。

人材会社の友人によると、上場企業の経理等は募集はたくさんある一方、

・そもそも経理は転職慣れをしていないので応募する者が少ない。

・更に今はグローバル時代での連結や子会社管理の役割で「英語」という条件をつけると急激に登録する母集団が減ってしまう。面接では読み書きレベルとして結局入社してもらっても、海外子会社にITを導入するなどの重要なコミュニケーションや、ガバナンスに関する業務は担えていない。これが現実です。海外経理に入っていくのは相当にハードルが高いままのようです。

海外経理の難しさ

SaaS x BPOは最強のコンビネーション

また、私たちは海外子会社で利用いただくにあたっての最適なクラウド型ERPサービスをSaaSとして提供しています。お客様に提供していく中で、この人材不足の状況に加えて、ITリテラシーという点にも着目しました。クラウド上のSaaSシステムというのは旧来型のオンプレミスのシステムと異なり、システムの購入後にも機能強化がされていきます。特に私たちの「multibook」システムは毎月多くの機能が追加されるほど開発スピードが早いです。しかし利用者である国内外の経理担当者の方々は能動的にこの機能について学習を行う機会があまりなく、せっかくの機能も利用されないまま終わってしまいます。もちろんカスタマーサクセスによる支援も行っていますが、まだまだ全てのお客様には届いていない状況です。これではせっかくSaaSを利用しているのに非常にもったいないと感じたのです。

自分たちのSaaSを使った理想の経理サービスを届けよう

このような状況を逆に利用してみようと思ったのが実はこのBPOサービスのはじまりなのです。僕たち自身が描く理想の未来経理システムである「multibook」を使って、海外経理で困っている企業にグローバル経理サービスを提供できたら良いなと考えたのです。

自社のシステムを使って自社で経理サービスを行うことのメリットはとても大きいです。どこの企業においてもサービス開発は、プロダクトへの顧客からのVOC(顧客の声)を集めて改善要望をつなげていきますよね。これだけだと、タイムリーに開発に必要な声を集めることは結構難易度が高いです。直近の利用に左右されたり、過去利用されているツールとの単純比較だけであったり、あるいはその声はターゲット企業で使われるものかと再調査したりと実はあまり簡単ではないのです。当社では自社経理でシステムの利用をするのはもちろんですが、中小企業から大企業まで多くのお客さんの経理を直接行うチームを自社で保持することで、どこよりも早い開発体制をもつ当社に、更にリアルのニーズをつなげてよりシステムを強固なものにしていくことができるのです。

今、私たちはこのBPOを進めるにあたって業界最速の仕訳入力と大量入力ができるERP会計システムの開発を進めています。また最近ではIFRS16号のリース資産管理等(日本の改正リースもコンバージェンスにより同様の管理方式の予定がされているようです)のように非常に管理が複雑で手間な作業系経理業務の工数削減機能の開発とリリースを順次行っています。今後はBPOサービスの基で決算早期化において必須となる、決算状況のモニタリングや、科目明細、推移表などの分析系帳票のアウトプット機能を充実させていく予定です。

BPOの先に目指すもの

会計システムは世の中にたくさんありますが、現時点ではどのシステムも経理の作業の効率化からは程遠く、特に重要な決算作業には手作業が多すぎるのが実情のようです。この一連のインプットとアウトプットの開発により、圧倒的にグローバル拠点の経理ワークに必須のERPシステムとなり、そのシステムをフル活用した経理サービスをデジタルBPOとして日本の経理に届けていきます。それが「海外クラウド経理部」です。

この自社で行う「海外クラウド経理部(BPO)」の事業を通じ、従来型アウトソーシングにおける最大コストである人の工数のミニマイズと同時に、「multibook」システムを利用する企業にとって使い勝手のよいシステムに進化させることができると考えています。まさに一石二鳥、いや三鳥の新事業となっています。

経理の多くがジレンマを抱えている現実

経理の現状においても心配していることがあります。皆さんスマイルカーブをご存じですか?よく製造業などでも用いられ、縦軸に付加価値、横軸に業務のバリューチェーンが描かれています。有名なところで、メーカーでは真ん中の製造プロセスが付加価値が低いから自社ではやらずに外に任せるというような話があり、よくAppleモデルを説明するときに使われています。

このスマイルカーブが描く傾向は実は経理・財務のプロセスでも同様です。最も経理らしい仕事として考えられている日々の記帳や決算業務は、実は最も企業にとって付加価値を生んでいません。※注1しかし、日本企業の経理の多くはいまだにこの業務に多くの人的資源を費やしてしまっています。そして多くがここで息切れをし月次が終わっているのではないでしょうか。また経営者にヒアリングをすると、経理に期待している役割は月次の決算の先にあったり、業績に寄与やガバナンス強化のための制度策定への提案にあります。財務会計においても『まだまだ遅い、経営の実態がスピーディに見えてこない』と話す経営者も多いです。

経理・財務のスマイルカーブ

※注1決算そのものに付加価値がないのではなく、決算作業は通常どこの企業でもやらなければいけないため企業の利益の源泉になりにくい。という意味においての付加価値です。

グローバル化の進展や、ビジネス環境が常に変わり続ける現代では、経理・財務部門に求められる役割は大いに増大しています。経理で働く人の多くが経理・財務のエキスパートとして企業を俯瞰する立場で経営陣に助言し、意思決定にも参画する「ビジネスパートナー」としての役割を担っていくと考えています。企業経理に携わっていくと、より高い価値を生んでいるのは、上流である会計方針の策定や内部統制の整備であったり、意思決定を支援する管理会計や、外資系企業ではFP&Aと言われる領域です。

ただでさえ、人材不足が叫ばれるこの時代です。一般的には経理には優秀で信頼がおける人材が配属されていると思います。こういった人材を単純作業に忙殺されて価値を生み出せない状況から一刻も早く脱する意思決定を経営が行うべきです。

幸い、日々の仕訳や経費精算、請求書発行や決算などの業務は、IT、ネットワーク、SaaSなどにより効率化がやりやすくなっています。しかし、実はそれだけでは十分ではありません。簡易なITを入れただけでは実際には作業の一部を効率化したにすぎず、単純な作業からの脱却にはなりません。逆に作業頻度をさげることで不慣れな仕事となりミスがでることもあります。そうした状況を抜本的に解決するための方法としてBPOと呼ばれるアウトソーシングや、大企業であればシェアード・サービスを行うことで、劇的に負担を減らすことが可能となります。

BPO/SSCが必須の時代、すでに欧米企業は当たり前

BPOと呼ばれる従来型のアウトソーシングは、欧米企業や大手企業を中心にかなり早い段階からSSC(シェアードサービス)等の方法で自社組織やグループ内でアウトソーシングの手法として用いられていました。一方で中小規模の企業や拠点においては自社だけでは集約化のメリットが出せないため、あまり用いられずにいました。

しかしながら、人材不足やグローバルでの効率性の追求がグループ経営課題になっている現在において、中小企業や海外の拠点でもこのBPOやSSC等を活用していく流れが始まっており、特に海外経理の領域においてはこの流れはとまりそうにはありません。

人材不足の中で企業が成長を続けるためには既存人材の活用は絶対的な要求です。かといって既存の人材再配置による転換ではノウハウもなく簡単に始めることができないのが経理や海外、そして様々な経理ツールを使いこなすITの領域です。ITx英語x経理という今時の経理では不可欠なスキルを持つ人を集めるのは本当に大変なんですよね。

経理の目指すキャリアの一つにFP&Aを当たり前にしよう

では、このBPOやSSCを積極的に採用した企業の経理において、人材をどこに配置するべきでしょうか? 私は、この人材配置において日本企業に力を入れてほしいと考えているのはスマイルカーブの下流にある管理会計です。欧米ではFP&Aやコントローラーとも呼ばれる組織や役割ついては、必ずしも経理・財務部門が担う必要はないとする考え方もあるようです。実際、経営企画部門が担う企業も多いですが、私は切り離して考えるよりも経理・財務のキャリアプランの中で扱うべきだと考えています。

理由としましては管理会計である以上、会計・財務に精通した能力やビジネスの数字に特化したアドバイス、その会計の本質まで理解しているからこそ避けられるリスクがあるからです。すでに大企業や多くの欧米企業においてはこの考え方が主流で、通常財務会計と税務を行うセクションは外注可能ですが、FP&Aやコントローラー等と呼ばれる部署は企業の収益管理になくてはならない存在として強い立場をあたえられています。通常CFOへのキャリアパスはこのFP&A等の事業を理解するファイナンスエキスパートからアサインされるのが王道です。

このBPOを活用した経理の大きな変革を行うことで、日本企業が本気で行えば、経理・財務部門に活気が溢れ、日本企業の利益率、資本効率が改善され、皆さんの企業経営の環境で果たす役割は非常に大きなものとして、目覚ましい変化になると思います。頑張ろう経理!

市場調査によるとBtoBのファイナンスサービスにおける経理財務におけるアウトソーシング市場は今後進み、年率で10%も成長し、2030年には15兆円もの市場になると予想されています。この波にのってグローバルで経理の変革を進めていきましょう!

BPOサービスの魅力(メリット)

マルチブックのBPOサービスはデジタルBPO!

経理の未来についてアツく語り過ぎましたが、私たちが提供するマルチブックが提供する経理のBPOは、普通のBPOではありません。DX(デジタルトランスフォーメーション)時代のBPOサービスとしてデジタルBPOを特徴としています。

これまでも代行業やBPOサービスの呼び名、単に経理の一部分である記帳を代行するだけであったり、派遣法の改正などのタイミングで派遣社員でおこなっていた立替金清算等のノンコア業務や、定型化されている業務プロセスを「横横」で外部委託することによって、外注化やコストダウンが図れることを重視したサービスの提供が行われてきました。ですが近年ではそのようなBPOサービスも一般化しててどこでも見られるようになりました。

マルチブックの「海外クラウド経理部(BPO)」で推進するデジタルBPOは、世界のどこの経理部においても多通貨・多言語対応のERPを基幹システムとして実装し、AI(Artificial Intelligence:人工知能)やRPA(Robotic Process Automation:デジタル・プロセス・オートメーション)等のデジタルプラットフォームなどのソリューションとで海外経理を支援する新しい経理BPOサービスになります。

このテクノロジーの進化により、今までは大きな壁として立ちはだかっていた時差や言語の問題を逆手に取ったグローバルでの経理サービスの提供が可能になります。更にRPAやAI-OCRなどを用いて帳簿処理などの業務にかかる文字の自動読み取りや、手書き文字のデジタル化、データの入出力を自動化するプログラム等を活用し24時間365日をフルに稼働したオペレーションが可能になることにより、旧来のBPOよりはるかに決算早期化に必要な業務スピードが向上するだけでなく、業務工数の削減や人的ミスの軽減、コストダウンに寄与することができます。

さらに、デジタルBPOであれば、従来型BPOにおいて致命的で人材不足の時代における最大の弱点でもあった、人的リソースに依存して仕事量・収益性への限界点が来る問題が解決します。

「海外クラウド経理部」の3つのメリット

このように時代のニーズに合わせて誕生した、マルチブックのデジタルBPO「海外クラウド経理部」はグローバル進出する企業にとって必要不可欠のバックオフィスインフラになるという未来を予測しています。

このサービスをいれることの具体的なメリットは次の3点が挙げられます。

1、世界中でERPを活用した経理が”どこでも”実現できる。

先ず最初に、当社のBPOを始めるとERPを使った経理体制ができあがります。もうERPの利用に何億円も何千万円も払う必要はありません。しかもシステムの導入も私たちがこのサービスの中で主導して実施しちゃいます。

本社はSAPなどのERPを使っていても海外子会社ではバラバラのシステムを利用している企業はたくさんあります。こういった会社では中小企業だけでなく、大企業においても記帳代行や各国の安価な会計システムを用いて最低限の記帳やGLレベルの管理にとどまっています。経営者のみならず経理の方にとっても非常に大きなストレスとなっていました。

クラウド経理部(BPO)は、安心安定のAWS上で動作するクラウドアプリケーションにより、各国の勘定コード体系で入力しても本社基準での勘定体系でのレポート出力や予実管理がワンタッチで行えます。

当然ながら、多くの国内上場企業で用いられている連結決算システムへのインターフェースを備えており制度連結への対応も簡単。「multibook」のマネジメントコックピットを使えば関係会社間の債権債務のリアルタイム確認も備えているため連結決算の早期化に寄与します。

2、海外拠点データが一元化され、拠点の経理方式に関わらず同一システムを利用できる。

マルチブックであれば、既存の進出拠点やこれから新たに進出する拠点においても会計処理に困ることはありません。30か国300社の利用実績から日本企業が新出するほぼ全ての国と地域の会計処理をサポートすることができます。※中国大陸はクラウド利用やインターネットに制限をかけるため会計システムとしての利用は推奨していません。

しかもタイやベトナム、フィリピンなど日本企業が数多く進出する国においては、税務要件にも対応するなど税務会計への対応もしており相当に便利かつコストダウンが可能です。

また、海外拠点の都合により、当社の経理BPOだけではなく、自社経理をもつ拠点や、会計事務所での記帳代行等、経理体制に制限をうけることなく「multibook」のプラットフォームでの会計管理が可能となるため、本社から見れば海外は一つの会計システムへの統合が実現します。今までは数億円のレベルでしか実現しなかったグローバルワンインスタンスがもう身近になっています。

しかも複数のシステムを複数の国で保有した場合に特に重荷となっていたのが障害時の対応です。ERPのような業務にクリティアルなITインフラの管理からも解放されることは経理部門のみならずIT部門の負担も大きく減らすことができます。

3、情報漏えいや不正を防ぐガバナンスが強化される。

BPOは単に経理業務を便利にするだけではありません。経理BPOサービスのメリットは「情報漏えいや不正を防ぐガバナンス」も実現してくれます。ガバナンスとは、健全な経営をするための管理体制や内部統制のことです。便利にすることやコストダウンにばかり目が向けられがちなBPOですが、昨今のコンプライアンス強化の流れや、情報漏洩、不十分な内部統制による不正が企業に致命的なインパクトを与えるようになってきている今、BPOを活用することで組織やプロセスの穴をふさぐことができるのも重要な事です。このグローバルでのルール作りを主導するのは本社部門の重要な役割です。ルールを定め、システムに落とし込み、人的のみならずシステム的に常時モニタリングしておくことの仕組み作りが求められています。

特に海外子会社は人数の制約から、「詳しいことは担当者に聞かないとわからない」といった属人化が進んでいることも多いです。

この時のポイントは可能な限り人ではなくシステム中心の仕事にやり方を変えておくことです。導入当初は、戸惑うことが多いですが、慣れてしまえば意外に問題なく運用できてしまうことがほとんどです。

不正がニュースとして取り上げられることが多くなっている時代です。ガバナンス強化は経理の重要な仕事であり、この業務支援に第3者がプロセスにいることにより安心感が高まります。

このように、クラウド型グローバルERP「multibook」を用いたBPOサービスは非常に相性のよいサービスです。

海外クラウド経理部で解決できること

今後のビジョン

このBPO市場は決して新しいものではありませんが、日本企業の利用は欧米企業に後れをとり、大企業が主に活用してきたフィールドでもあります。

市場調査会社によると今後この経理財務におけるBPO市場はグローバルで15兆円を超える市場になり、年間10%ものスピードで成長すると予測されています。

私たちマルチブックはミッションとして、

海外経営への挑戦を

もっと身近に、もっと簡単に。

を掲げ、ダイナミックに変化する海外フィールドへ挑戦する企業をテクノロジーで支えていきたいと考えているチームです。

「海外すべての事業の“今”が手に取るようにわかる世界を実現する。」

こんなにITとDXが叫ばれている今日においても、数か月から数年も検討や導入に時間をかけて高い金額の意思決定が求められているIT投資の現実により、激しく変化する進行中の海外事業をタイムリーに把握することができていない企業が多いのが実態ではないでしょうか。

これはまさにハイウェイを目隠しで運転しているようなもの。私たちマルチブックは、この状況を打破し、海外事業へ挑戦するすべての企業がもっと簡単にそして安心して全力投球できるためのサービスを提供したいと考えています。

この僕らが実現したい世界は、このミッションの実現に他なりません。

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株式会社マルチブック

代表取締役 渡部 学

この記事を書いた人

渡部 学

日系半導体商社にて経理、IT、シェアードサービス、海外業務統括、総務の責任者を経て、香港現地のM&Aに伴う買収先のPMIに従事。その後アジアパシフィック全域の財務統括を担う。帰国後は外資系医療機器製造業の日本法人におけるCFOとしてグローバル企業のリーダー職に従事。2019年株式会社マルチブックにCFOとして参画しM&Aによる資金調達をリード。2021年CEO就任。

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