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2019.02.08
コラム
ドイツの優れた中堅・中小企業の海外展開、7つのポイント

初めに
経済産業省の通商白書では、ドイツの中堅・中小企業による海外展開を先行事例として紹介しています。日本でも同様の戦略によって海外展開が成功している企業も多くありますが、これから海外進出を考えられている企業、または、現在、海外で苦戦されている中堅・中小企業の参考になればと思い、概要をご紹介させていただきます。

①差別化された製品・サービスへの特化、グローバル・マーケティング戦略
他社との競合が激しい分野では戦わず、特定の差別化された分野でリーダー的地位に立つことを目指し、そして、輸出や海外進出を積極的に行うことにより、特化した市場であってもビジネス規模を確保する。(図①)

②直販とアフターサービス
販売は直販が主流であり、また、アフターサービスと一体で販売することで、顧客のニーズを拾う機会を確保し、製品の改善につなげる。

③ブランド・品質重視
価格競争を行わず、製品・サービスの品質で勝負することを特徴とする。低コストを求めて生産の一部を国外に移す企業もあるものの、国内生産等により品質の高さを確保することを重視する。

④イノベーション・R&D投資
家族所有や家族経営であることから、長期的視点で研究開発を実施することが可能であり、絶え間ないイノベーションを行うことで、競合相手より優位に立っている。

⑤従業員との長期的関係
次世代以降をも含む長期的視野に立ち、従業員の技術や能力に投資する。企業が従業員を大事にするとともに、従業員も企業に対する帰属意識が高いと言われ、実際に隠れたチャンピオン企業では従業員の転換率が他国に比べ低い。

⑥地方への分散
ドイツでは、1990年代以降に実施されている政府によるクラスター育成政策も背景にして、各地で広く産業が発展している。各地域では、研究機関や大学との連携や企業間相互の協力が、ドイツ企業全体の底上げに貢献していると言われる。

⑦家族所有・家族経営
家族所有を特徴とし、外部が関与しないために経営に関する決定のスピードが速く、また長期的視野に立った投資が可能であるという強みを有する。

図①

出典:経済産業省ウェブサイト(通商白書2013)
http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2013/2013honbun/i2310000.html

マルチブッククラウドを利用した、グローバル・マーケティング戦略の進め方

国別・現地法人別のパフォーマンス管理、連結決算管理
・特定の分野に特化した製品・サービスを幅広く国外に販売するため、国別・法人別のパフォーマンス管理、本社への迅速な連結決算処理が求められます。マルチブッククラウドでは、本社またはグループ管理通貨に換算したグループ財務諸表機能により、各国の現地法人を横並びにして、比較・検討することが可能です。本社からリアルタイムで決算状況も把握でき、必要に応じて、伝票レベルまでドリルダウンして取引を確認することが出来ます。マルチブッククラウドは海外子会社向けの会計システムとして、本社の連結会計ソフトに対して子会社の決算データを連携することが可能です。*(1)

現地法人の内部統制、予実管理
・多くの国に進出することにより売上増加を目指すため、本社からの駐在員は極力減らし、現地採用での企業運営が望ましいです。不正防止、利益管理の観点から、システムによる権限管理、予算と実績管理が必要ですが、マルチブッククラウドではユーザ別権限、伝票承認、財務諸表承認等の内部統制機能、科目別・部門別・セグメント別・プロジェクト別の予算・実績管理により、子会社管理に必要な機能が標準装備されています。

システム投資金額の削減
・各現地法人は売上規模も大きくない場合が多く、社員数も限られるため、企業活動としては、マーケティングと製品開発、品質管理に集中する必要があります。そのため、基幹業務システムはメンテナンスが容易で、費用が安いものが求められます。マルチブッククラウドはSaaS型クラウドシステムの為、基幹業務システムを月額3万円からという低価格で利用が可能です。

*(1)連携可能な連結会計ソフトにつきましては、お問い合わせください。

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